#3 ニューモーニング、いい夜だったな
こんにちは。みたじゅりです。元気にしてますか?
パリはここ数日でまた冬が深まりました。今日は最高気温が8℃で、風が冷たくてちょっと痛いと感じます。何日か後の最高気温は2℃。
短かったなー、秋(でも日本はもっとかな)。
先週やっと家の暖房がつきました。なんというか、ギリギリセーフ。フランスはセントラルヒーティング方式なので個人の裁量で暖房のon/offができないんですが、待てど暮らせど部屋が寒くて流石におかしくない?と大家さんに連絡したら、実は建物の一部のみ暖房がついていなかったと判明。業者に連絡してもらい、翌々日にようやく暖房のある暮らしがスタートしました。いやー、申し出てよかった。笑
他にもトラブルが重なって、ここ1ヶ月は気持ちが落ちることも多かったなあ。でも都度甘いものを食べながらひとまず元気にやってます。最近のスマッシュヒットは大手スーパー・MONOPRIXで何となしに買ったいちじくヨーグルト!もったり濃厚乳製品、幸せの味がする〜〜〜

パティスリーで買うケーキもたまにはいいけど、最近はひたすらスーパーの甘いもの(冷蔵セクション)開拓がたのしい
推しを見に行ったのに気づいたらメンバー全員好きになってた
さてさて、前回に引き続き今日も素敵なライブに行った話をさせてください。実は今月、毎週のように楽しみなライブの予定があるんです。へへ
とっても久しぶりに制作したVlogでも軽く紹介したのですが、先日、ジャズピアニストTaylor Eigsti率いるバンドのライブを観に行きました。
会場はStrasbourg Saint-Denis(ストラスブール・サンドニ)駅近くのライブハウス「New Morning」。

店内はロゴと同じく一面真っ赤で、日本のきれいに整ったジャズクラブとはだいぶ趣が違うんだけどそれもまた楽しい
“Strasbourg Saint-Denis”と言うと、トランペッターRoy Hargroveの代表曲を思い浮かべる人も多いのでは?詳しくはわかりませんが、RoyはNew Morningにも何度も出演していたようだし、実際にこの街を歩いてインスピレーションを得たのかなあ。
今回の公演には私がTaylorを知ったきっかけでもあるボーカリストGretchen Parlatoもゲスト参加していました。大好きなGretchen、Taylor、それにサックスのBen Wendelまで居る!なんて贅沢!とミーハー心全開で臨んだ夜。
だけど蓋を開けてみたら、バンド全体がひとつのチームとして素晴らしすぎてひっくり返りました。
メンバー全員に対するTaylorの愛やリスペクトがひしひしと伝わる演奏と構成で、聴きながら何度もニヤニヤしてしまった。最前列でニヤニヤしてたらステージ上のBenと目が合った気がして恥ずかしくなったけど、まあ気のせいでしょう。笑
Gretchenはセットリストの2/3ほどに参加。歌とピアノによる掛け合いのシーンが何度かあったのですが(“Butterfly”のイントロとか、“Me and You”とか!)「息が合う」を超えて、Taylorとふたりでひとつの呼吸を共有しているような感じでほーーーんとよかった。なんていうか、ふたりなんだけどひとつの生き物みたいだった。
全部書くと長くなるので省きますが、いいバンドすぎてメンバー全員のファンになってしまいました。私もああいうのやりたいな〜〜〜〜〜〜〜
最後に最近の歌事情を少し。
夏前までと変わらず、今もプライベートレッスンやジャムセッションが私の主な修行寺。それに友人とのプロジェクトも再開して、嬉しいことになんだかんだ落ち着きのない日々を送っています。