#19 新しい相棒と新しいチャレンジ

せっかくなので、これを機に今後のレターのやり方を少し変えたいなと思います。ご意見ください！

帰国後、フランスにいる間とは全く違うタイム感で新しいチャレンジが色々と発生していて、かつそのひとつひとつがどこへどう結ばれるのかもまだまだ見えない状態。それなりに悩むことも多いですが、それでもこうして言葉を届けられる場があることで救われている自分がいます。

その時々のほどよい形でゆるりと続けていけたらなあと思いますので、今後とも何卒お付き合いください🙏

さてさて、前回のレター以降の2大ニュースとしては「マイマイク（その2）を買ったよ」「映画の朗読をしたよ」の2本立てです。

そうなんです、遂にやってしまいました。

（以下SNSでシェア済みの内容と一部重複しますが改めて）

好きなボーカリストがことごとくこのマイクを使っていてずっと憧れはあったものの、元々持っていたものとは文字通り桁が違うハイエンド。自分で持つことは想像もしてこなかったのですが、ちょっとしたきっかけから弾みがついて、気がついたら自宅で胴上げしてました。ﾜｯｼｮｲﾜｯｼｮｲ

フランスにいた頃、2度このマイクに触れるチャンスがありました。はじめはジャムセッションで、もう一度は師匠の家で。

はじめて手にしたそのマイク（ホストのボーカリストが貸してくれた）は私が知っているそれより遥かに楽に声が伸びて、その凄さに私自身が追いつけないというか、手に負えない感覚があったのを覚えています。

その後月日が流れて、本帰国直前のレッスンで突然師匠が「じゅりはマイクをただのツールだと思ってない？」「マイクともっといい友だちになりなさい」と言っておもむろに貸してくれたのがこのマイク（厳密には品番が少し違ったはずだけど）。

「私のスペシャルだから今まで誰にも貸したことないんだけど、今日は特別ね」と言って手渡されたそれに声を吹き込んだ瞬間、あの衝撃が一気に蘇りました。だけど2度目の感覚は少し違っていて、感じたのは「手に負えない」という恐怖ではなく「魔法みたい」という感動。

で、今に至ります（中略）。

私の身体が向かいたい方向に進む手助けをしてくれるスーパーマンが相棒になりました。こんな心強いことがあるでしょうか。

自宅で早速試してみたのですが、あの時と同じように、びっくりするほどするする声が出てきました。いやーーー、いやーーーーーー（幸）

大事に大事に使います。直近のステージから早速出動してもらおうと思うので、どこかでお目にかかれましたらぜひマイクにも注目してみてください。

それから、今週は人生初の朗読のお仕事がありました。ひょんなご縁から私の声を聞いてくださった映画監督さんから声をかけていただき、今夏公開予定の映画に声で参加させていただいています。

そこまで多くのパートを受け持ったわけではないのですが、歌とはまた違う角度から自分の声と徹底的に向き合う数時間、正直かなり体力を奪われましたがとってもとっても楽しかったです。フィールドは違えど、声で表現するのやっぱり好きなんだなあ。

それに、何十年も生きてきて気づかなかった自分の声の癖、喋り方の癖がぼろぼろ明らかになって（本番中はしんどかったけど笑）すごく面白い経験でした。新しい扉、たくさん開いた！

映画の詳しい情報はまた追ってお届けできたらと思います。

ということで、直近のご報告でした。

来月頭はこれまた新企画のリーダーライブです！

〚 三田珠理×小室響 〜歴史的建物で聴くコンテンポラリージャズの夕べ〜〛

🗓4月9日（水）open 18:50 / start 19:10
🏠横浜市イギリス館 1階ホール（横浜市中区山手町115-3）
🎟前売 4,000円 / 当日4,500円（ご予約はtiget https://tiget.net/events/382476 もしくは私まで直接ご連絡ださい🙌）

ピアニストの小室響さんと初デュオです。実は同い年で、だからなんだということもありませんが（笑）、きっと心地いい音の会話ができる気がします。ひびきさん、お人柄も演奏も鋭さとユーモアが混在してて面白いんですよねえ。イギリス館という素敵な空間で歌えるのもすごく楽しみ…！

平日の夜、なかなかお忙しいタイミングかとは思いますが、きっといい時間になると思うのでぜひご検討ください！来てよかったなと思っていただける演奏に全力を注ぎます。

このライブ以降、今春はリーダー企画はやらない予定なので、もしご都合つくようでしたらぜひ会いにきてください！いらしていただけたら文字どおり飛び跳ねて喜びます𓃹

ではではまた！ようやく安定して暖かくなってきましたね。よい春を🌸

みたじゅりより